昔ばなし①
中国旅行に続き東欧周遊旅行も中止になってしまった今.....やることがない!
ということで、今回は中学生時代の一人旅の記録を、写真とともに振り返ってみようと思う。
こうやって何かの形にしなければ、いつの日か忘れてしまうと思うので。
中二、夏
初めて一人で遠くに行ったのはこの時だった。動機は今になっても思い出せない。
郡上八幡の夏は美しかった。目にする全てが当時の自分にとって新鮮で、滞在時間めいっぱい街を歩き回ったのを覚えている。
もちろんお城にも行った。坂道はしんどかったけど、その分この山城から見る郡上の町は格別だった。
途中地元のおばあさんに、家の前のベンチに座ってお茶をしないかと誘われた。あの時の自分は旅の醍醐味は人との出会いだということを知らなかった。まだ見たいところがあるからと言って断ってしまったのを今になって後悔している。
この夏にはさらに豊岡を訪れた。
城崎温泉に行った。猛暑のせいで風呂に入る気にならなかったことだけ覚えている。何しに行ったんだ
少し足を延ばして香住町にも行った。日本海は想像していたよりも美しく、一人海岸に座ってひたすら海を眺めていた記憶がある。あの夏の空気感が写真では伝わらないのが惜しい。
中二、冬
広島を訪れた。18きっぷで確か片道7時間近くかけて行った。今考えたら頭おかしい。滞在時間が4時間ほどしかなかったので全然周れなかった。
もちろん広島城にも。この日は閉まっていて外からしか写真を撮れなかった。
この広島旅はとにかく原爆資料館で受けた衝撃が一番大きかった。
平和記念公園で平和を祈って帰路についた。
名古屋にも行った。
何もせずひたすらぶらぶら歩いていた記憶がある
名古屋城。写真が下手すぎる。
最後に熱田神宮で初詣をして帰った。人だらけだった記憶しかない。
中三、春
中山道を馬籠から妻籠まで歩いた。なぜか馬籠宿の写真だけ失くしてしまった。
小さな中学生がこんな山道を一人で歩いてるもんだから少し変な目で見られた。
途中立ち寄った茶屋ではお茶とお漬物をいただいた。ボランティアで当番をしていたおじさんと少しばかり話をした。
初めて見た妻籠の町並みは、写真で見るよりも美しかった。昔の旅人もこの景色を見ながらあるいたんだなぁと感慨にふけった。
帰り際に高台にある小さな公園に立ち寄った。遠くに見える雪化粧をした山々を見て、いつかあの山にのぼりたい、そんなことを考えながら帰りの電車の時間を待った。
②に続く